【用語】減価償却累計額

【用語】

「減価償却累計額」とは

貸借対照表に記載される資産項目のひとつで、保有する固定資産の減価償却費の合計金額。資産の劣化した部分を金額で表現し、資産のマイナス分を備忘記録するもの。

「減価償却累計額」をもう少し詳しく

固定資産を購入すると、資金は購入時に出ていくが、その年に全額を費用として計上するのではなく、法律で定められた耐用年数で分割して減却償却費として計上する。

減価償却累計額減価償却費の合計なので、減価償却費が設備に対して大きければ、資産の購入時期はかなり前になることがわかる。つまり次の設備投資が近いことが予想される。

中小企業は、一般的に大企業ほど定期的な設備投資をしていないため、工場を建てたときに買った機械設備を壊れない限りそのまま使っていることが普通だ。

減価償却累計額が大きいということは、それら資産の使える期間が終わる「耐用年数」が目前に迫っているということを意味する。つまり、近いうちに大規模な設備投資を一気に行わなければならない可能性がある。

会社を買った直後すぐに設備投資が必要となると、そのための資金を準備しなければならなくなるので、注意する必要がある。

この減価償却累計額をベースに、売り手のオーナーに今後必要となる設備投資をヒアリングし、自分自身で事業計画に反映させることが重要だ。

「減価償却累計額」に関する雑記

会社を購入した後の設備投資時期を把握していないと、購入直後に大きな出費となる可能性があるので、減価償却累計額をチェックすることは重要だ。

耐用年数を過ぎてもまだ使える設備もあるので、売主や現場との情報共有が大切になる。

「減価償却累計額」の参考資料

  • サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 会計編
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