【用語】資金繰り表

【用語】

「資金繰り表」とは

「いつの時点でどのくらいの資金が必要なのか」を把握するために作成する現金の入と出を記載した表。

「資金繰り表」をもう少し詳しく

企業の決算書には、売上から掛かった費用を差し引いて利益を求める「損益計算書」があるが、ここで利益が出ているからといって、現金も同じように蓄積されているとはかぎらない。

売上が計上されても、現金が回収されるまでに時間がかかること、設備投資により現金は出ていくのに費用計上は減価償却分しかできないことなどから、損益と現金の動きにはずれが生じる。

利益が出ているのにも関わらず、現金が不足して黒字倒産する可能性もある。

よって、現金の動きを追い、現金の入出の状況を正確に把握するための「資金繰り表」が企業には欠かせない。

通常、資金繰り表には予算欄と実績欄を設ける。予算欄には月ごとなど一定期間の予定入出金額を記載し、実績欄には同期間に発生した入出金額を記載する。

基本的な記述の流れは、現金の収入と支出をそれぞれの項目ごとに記載し、「当月初にはいくらの現金があり、当月内にいくら入金があり、いくら出金があったので、差し引き当月末にはいくらの現金が残る」ということが分かるように記録する。

また、資金繰り表には売掛金の回収や買掛金の支払いなど経常的に発生する収入・支出の他に、設備投資や資産売却などで発生する投資的な支出と収入、借入やその返済にともなって発生する財務的な収入と支出の項目に分けて見やすく記載していくことが望ましいとされている。

「資金繰り表」に関する雑記

企業の体力といえばキャッシュ、つまり現金であり、RPG(ロールプレイングゲーム)で置き換えるとHPのようなものだ。

RPGでは、HPがなくならないように常に考え、少なくなれば宿屋に行くか回復魔法や薬草でHPを回復させるように、企業でも現金がなくならないように気を付けて経営していかなければならない。

RPGをしたことがある人であれば、HP(MPも)を見られない状態で冒険することがどれだけ危険で効率が悪いか身をもって知っているので、企業にとって現金がどれだけ大事か理解しやすいと思う。

「資金繰り表」の参考資料

  • ドラクエができれば経営がわかる
タイトルとURLをコピーしました