【用語】利回り

【用語】

「利回り」とは

ある期間において、投資した資金がどれほどの利益を生み出したかを示す指標。

「利回り」をもう少し詳しく

身近なところだと定期預金の利子も利回りのひとつだ。

例えば郵便局に100万円預けた場合、定期預金(貯金)利率は0.01%(2020年3月現在)なので、1年後には100円の利子がつく。

ここから税金が引かれるため、定期預金で資産運用はかなり難しいことが分かる。

会社の利回りは決算書から計算することができる。

計算式は下記のとおり。

 利回り[%]=(利益÷総資本)×100

利益には下記の5種類があるが、分析の目的次第でどの利益を使用するか判断が必要だ。

  • 売上総利益(粗利)
  • 営業利益
  • 経常利益
  • 税引前当期純利益
  • 当期純利益

投資家の視点では、まずは日常的な成果である「経常利益」に対する会社の利回りを最初のベンチマークとするのがよい。これを「総資本経常利益率」と呼ばれる。

 総資本経常利益率[%]=(経常利益÷総資本)×100

会社の総資本経常利益率をを上げるにはどうしたらよいだろうか。

その答えは計算式にある。分子の経常利益を増やすか、分母の総資本を減らすのだ。

経常利益を増やすためには、売上を増やすか経費を減らすことが必要であり、総資本を減らすには、遊休資産の売却等で資産を圧縮すればよい。

「利回り」に関する雑記

投資は利益と時間の両方の軸で考える必要がある。

自動車業界の2019年3月期の総資本経常利益率(連結)をまとめてみると下記の通りとなった。

三菱自動車・スバルの値が高く、規模との相関性はないことが分かる。

ただ、この数字も時系列で比較したりすることで、背景が見えてくるだろう。

会社名(順不同) 総資本経常利益率[%]
トヨタ 4.47
ホンダ 4.93
日産 2.90
マツダ 4.17
三菱自動車 6.54
スバル 6.69

「利回り」の参考資料

  • なぜ決算書が読めるヤツは出世するのか
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