【用語】PBR

【用語】

「PBR」とは

株価を1株当たりの純資産で割った値。Price Book-value Ratioの略。

「PBR」をもう少し詳しく

PBRは、株価を1株当たりの純資産で割った値なので、純資産に対してどのくらいの株式価値がついているのかを見る指標だ。

PBRが高い企業はその経営の総合力を高く評価されていると判断できるし、PBRが1を下回っている場合はその逆となる。

2018年12月19日付の日本経済新聞では、日本の上場企業の約5割がPBR1倍を割り込んでいるという記事が掲載されていた。

これは株主の持ち分である純資産よりも、株式価値合計の方が低いということを意味する。

理論的には、株を全て買い集め、資産を売って負債を清算すれば、株の購入資金より多くの現金が手元に残ることになる。

なぜそのような状況になっていたかというと、下記の2点が大きな要因だと考えられる。

  • 資産を全部売り飛ばしても、資産価値以上の現金にならない。
  • 将来的に損失が出て、資産価値を毀損する可能性がある。

経営者は、資産の適正評価・有効活用を促し、将来への成長の可能性を示すことで、時価総額を高めていかなければならない。

個人M&Aの視点で見ると、中小企業の会社価値の指標は「純資産+営業利益3年~5年分」というものなので、純資産が100で営業利益が10の場合、会社の価値は130~150で、PBRは1.3~1.5倍と考えることができる。

「PBR」に関する雑記

PBRは純資産に対する会社価値と考えることができるので分かりやすい概念だ。

株式投資の際にも、銘柄検討の重要な指標なので、必ず確認しよう。

「PBR」の参考資料

  • サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 会計編
  • 経営用語の基礎知識 第3版
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