【TIPS】適正な借入金の金額は?

【TIPS】

「適正な借入金の金額は?」について

損益計算書で考える場合、借入金は年間売り上げの半分以下が目安となる。

貸借対照表で考える場合、資産に対して負債を半分以下にするのがよいと言われている。

「適正な借入金の金額は?」をもう少し詳しく

まずは損益計算書のデータで考えてみる。

年間売上が1億円の会社があったとすると、適正とされる借入金は5,000万円だ。

健全な会社は借入金が月商4ヶ月分以下と言われますので、約3,300万円ということになる。

これをどのくらいの期間で返済できるか考えてみる。

営業利益が5%だったとすると、年間500万円の営業利益になり、税金に30%支払うと350万円残る。ここで減価償却費1%と仮定すると100万円なので、合計450万円が返済に回せることになる。

5,000万借入した場合は11年、3,300万借入した場合は7.3年となるので、適正と言われる年間売上の半分でも長期間返済が必要となるのだ。

次に貸借対照表で考えてみる。

資産は、負債と自己資金(資本)の合計だ。負債は流動負債も含むので、負債が自己資金(資本)を上回ってしまえば、資金繰りに困ることは想像に難くない。

個人M&Aの場合、純資産の額が小さい会社を検討する機会が多いと予想される。

その場合、純資産に対して負債が大きい可能性があるが、貸借対照表だけではなく損益計算書も確認し、営業利益や減価償却から資金繰りを考えて、何年で返済できるかシミュレーションするとよい。

借入金を5~7年で返済できる見込みであれば、仮に純資産が小さくても購入対象としてよい会社と判断できるかもしれない。

「適正な借入金の金額は?」に関する雑記

サラリーマンの生活では、借入金(ローン)は住宅か車くらいが一般的だが、会社経営の視点では、借入金を活用してより利益を生み出すことは手腕のひとつだろう。

「適正な借入金の金額は?」の参考資料

  • サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい 会計編
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