作品名 | ふしぎの海のナディア |
登場回 | 第36話 万能戦艦N-ノーチラス号 |
キャラクター | ガーゴイル ナディア |
「ふしぎの海のナディア」は、1990年4月から1年間にわたってNHKで放送されたアニメだ。
アニメ作品を盛り上げるためには、魅力的な敵キャラが欠かせない。
ドラゴンボールのフリーザ、ガンダムのシャア・アズナブル、ラピュタのムスカ等々、悪役ながらも魅力的で存在感の大きな敵キャラは枚挙にいとまがない。
アンパンマンなんて、ばいきんまんがいなければ何も起きないのだから、ほぼ主役と言ってもいいだろう。
そして、ふしぎの海のナディアの敵キャラであるガーゴイルも偉大な敵キャラの一人だと思っている。
このセル画は「第36話 万能戦艦N-ノーチラス号」で使用されたものだ。
タルテソスの上空に2隻の空中戦艦が現れ、ナディアはジャン達を助けるためガーゴイルに身を委ねる。
空中戦艦の中でガーゴイルの卑劣なやり方にナディアが怒るシーン。
ジャン達を助けると約束しておきながら、砲撃を開始して逃げさせ、タルテソスに潜んでいると思われているネモ船長達が助けに来るのを待っていたのだ。
とにかく悪に徹していて気持ちがいい。
総監督の庵野氏によると、「キャラクターの中で一番自分が出ているのがガーゴイルです。やっぱり悪役っていちばん人格が出てしまいますね。かなりガーゴイルには自分の本音が出ています。」とのことで、やはり天才というか異才というかすごい人なんだろう。
庵野氏は、ガーゴイルのキャラクターを作った時から声優は清川元夢さんにお願いしようと思っていたそうで、キャラクターと声がとにかくマッチしていたのはそういう背景があったからだと納得させられる。
「ネオ・アトラン!」
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