【9年間愛用レビュー】カシオ データバンクDBC-611-1 愛され続けるレトロな魅力

【時計】

高校の時に欲しかったカシオのデータバンク熱が急に上がり、データバンク DBC-611-1を手に入れてから、気がつけば9年が経過した。

レトロなデザインに惹かれ日常使いしてきたが、その間に感じた長所と短所を正直に記していく。

DBC-611-1 を選んだ理由

この時計を選んだ理由は、大きく3つある。

① レトロなデザイン
なんといってもこの時計の一番の魅力はデザインだろう。1980年代から続く「データバンクシリーズ」の伝統的なデザインが、非常に魅力的である。メタリックなボディに小さなキーボード。まるで映画に登場する近未来のガジェットのようだ。

② 実用的(?)な機能
・ 電話帳(25件登録可) → スマートフォン全盛の今となっては出番は少ないが、昔ながらの「データバンクらしさ」を感じられる。
・ 電卓機能 → 会計時に使えないこともない。後述するがボタンが小さいので、酔っぱらっている時は操作不可能。
・ デュアルタイム機能 → 海外旅行時に現地時間と日本時間を同時表示可能。

③ 軽くて快適な装着感
金属バンドながら、重量はわずか約53g。薄型で腕なじみも良く、長時間装着してもストレスは少ない。

9年間使って感じた「良い点」

✔ 所有する満足感
腕に着けたDBC-611-1を見るたびに買ってよかったと満足感を感じられる。9年経ってもそう思えるのはすごい。

✔ 驚異的な電池持ち
購入時に「電池寿命は約5年」とされていたが、実際には9年間も交換せずに使えている。そろそろ交換時期かもしれないが、これほど長持ちするとは思わなかった。

✔ 話のネタになる
レトロデザインのため、時計好きの人から「データバンク?まだ使っているの?」と話しかけられることが多い。単なる時計としてだけでなく、会話のきっかけになる点も面白い。

気になる点(正直なレビュー)

⚠ ボタンが小さく、押しづらい
電卓機能は便利だが、ボタンが小さいため、指ではなく爪で押す必要がある。慣れれば問題ないものの、初めのうちは操作しづらさを感じた。

⚠ 本体部分に劣化が発生
裏ブタとベルトはステンレスのため経年変化は少ないが、本体は樹脂のため劣化が見られる。夏の時期は使用しない方がよいかもしれない。

⚠ ボタン部の印刷が見えにくくなる
9年使用しているとボタン部の印刷が薄くなり認識が難しくなる。2016年の購入当時は各ボタンがはっきりと見えていた。

結論:9年使った今でもお勧めできる時計か?

答えは圧倒的にイエスだ。

デザインが秀逸なレトロフューチャーな時計をこの価格で手に入れられることは、この物価高騰の中で奇跡だと思っている。

コミュニケーションのきっかけにもなるので、レトロなデジタル時計を探している人はぜひ手に取ってほしい。

タイトルとURLをコピーしました